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産前・産後の体調管理

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新しい生命をお腹に宿し、次世代へ繋ぐのはとても喜ばしいことです。
しかしそれと同時に、妊娠、出産によってお母さんの身体では体内状態が著しく変化し、
様々な症状や不安が起こるということでもあります。
そのような中で改善できるものは改善し、母への道のりをお腹の中のお子さんとともに気持ち良く辿っていただきたいと思っています。

つわり(悪阻)

つわり(悪阻)は妊娠3~4ヶ月まで我慢する必要はありません!
当院の施術では早期に改善を図れます!

つわり(悪阻)は環境に適応する力が弱い、または遅い方にみられる症状です。
簡単に言えば慣れです。
寒暖差の開きが大きすぎると体調を崩す現象に似ています。
妊娠するということは、胎盤へ血液を集中したり、胎児のために内臓に居場所を作ってあげたりと体内の変化が著しいものです。
そういった変化を起こすのに身体が勝手に動いたりなどは絶対にしません。
必ず自律神経が循環、内臓機能、呼吸器などのバランスを上手く取りながらお腹の子どもに適応していきます。

しかし受精、着床、妊娠は狙ってできるものでもないのでいつも突然起きます。
そうなると自律神経は、まるで突然のお客様が来訪なされたかのように慌ただしく働きます。
自律神経は当然急いでいるのでミスをしてしまいます。そうすると身体全体の調和が乱れていき、体調を崩します。

これがつわり(悪阻)だと考えています。
体内では色々なことを同時に変化させなければいけないのが妊娠というものです。
その変化を指揮しているのが自律神経なのです。
その自律神経が調和を取り戻せば症状は治まります。
通常妊娠3~4ヶ月でつわり(悪阻)の症状が治まるのは時間をかけて適応していった結果(お腹の子どもを受け入れるベッドが整った状態)なのです。

現在、医学的な立証はされていない現象ではありますが、私の経験では改善を図れるものだと確信しています。
つわりは、アレルギー反応ではないかと私は感じています。
花粉が毒物ではないのに反応してしまうのと似たように、身体はお腹の中の子どもを「異物」として認識しているのではないでしょうか。「異物」に対して身体が適応してしまえば反応が起こらないという点も似ていると感じます。
身体が「異物」を感じると外へ外へ排出しようとする反応が起こります。
つわり(悪阻)であれば、お腹の中にいる胎児を排出しようとするから「吐き気」が主な症状なのでしょう。

つわり(悪阻)の改善方法

では改善の方法ですが、1に散歩、2に散歩、3・4が無くて5に散歩です。
妊娠を筆頭に様々なことで自律神経は乱れていきます。
その自律神経失調を改善させるためには「有酸素運動」が必要になると考えています。
できれば40分以上の散歩をすることで同じリズムで運動ができ、調子を失っている身体の中のリズムが整っていきます。
さらに循環改善、日常のストレスからの解放。
体力がつけば適応力も上がっていき、色々な環境に柔軟に対応できるようになるでしょう。

しかし、散歩のみでその状態に持っていくにはある程度時間がかかりますし、そもそもつわり(悪阻)があったら運動するのも辛いかと思います。
その際には当院への通院をお勧めします。
PNF神経筋整合法では、ほとんど動かすこともなく運動と同じ効果をもたらします。
つまり患者様から見れば軽く動かされているだけなのに、上記のような運動をしているのと同じ状態になります。

お腹のお子さんのことを考えれば薬もなるべく慣らしたくないでしょう。
当院では薬剤や、電気をかけたりマッサージのように強く揉んだり動かすようなことを絶対にしません。
施術を受けて早期にご飯を食べられ、においからくる吐き気も早期に改善するでしょう。

お子さんのことを第一に考え、お母さんの身体の健康を取り戻すことが大切です。
当院は予約制であり、施術室にはベッドが1台だけですので、ひとりひとり、貴女専用の施術室です。
他のお客様を気にすることもありません。
落ち着いて施術を受けていただき、つわり(悪阻)の早期改善を図っていきましょう。

お腹が大きくなることによる腰痛や
その他の不具合

腰痛に悩む妊婦

妊娠も6~7ヶ月目になると少しずつお腹が大きくなっていきます。
さてさて男の子かなぁ?女の子かなぁ?
楽しみだったり、少し不安だったりする時期ですね(笑)

そんな時期に多くみられるのが「お腹が大きくなることによる腰痛」です。

通常、健康な時は重心やバランスは頭のテッペンから「身体の中心を真っすぐ」通っています。
ですが、お腹の子どもが大きくなるにつれて、骨盤の中に収まりきらなくなった時にお腹側に張り出してきます。
その際に前方に張り出していくため身体の重心も前方に引っ張られます。

重心が前方へ偏れば前に倒れてしまいますね。
ではどうするか。
思いっきり腰の筋肉が身体を後方へ引っ張ってくれます。
そうやって身体は「自然とバランスをとる」ようにできています。

座っている時や寝ている時はまだ楽ですが、立ち上がる時や前に屈んだ所から起こす時、
要は腰に力が入る状況で痛みや不具合を出します。

腰の筋肉は考えているでしょう。
「姿勢を維持するだけでイッパイイッパイなのに、さらに負担かけるとかもう無理ぽ」

うん。そりゃ痛くもなりますね。

さらに腰周辺のバランスが崩れた場合、上記での「自然とバランスをとる」働きをします。
不具合に合わせてバランスをとるのですから首や肩、股関節や膝のバランスも乱れていきます。

「月(にくづき)」に「要(かなめ)」と書いて「腰」となります。
身体の要である腰回りが乱れてしまうと、全体への影響が出ますので早めに解決したい悩みですね。

お腹が大きくなることによる腰痛や
その他の不具合の改善方法

腰痛に悩む妊婦

簡単に言えば「子どもの重心を自分の重心の上に置く」です。

自分の重心よりも張り出しが強く前方へ離れてしまうからいけない訳ですが、
しっかりと子どもの重心を引きつけておくには腰の筋肉の頑張りに見合った腹筋の強さが必要だと思っています。

では何を行えばよいか。
テレビや雑誌でも取り上げられている腰痛体操や、マタニティヨガや妊婦さん体操など色々とあると思いますが、体操やトレーニングと言うものは

「家で例えるなら建物の部分。キレイに建てても基礎工事ができていない。地盤がゆるい状態だと何か力がかかるとすぐに崩れてしまう」

と私は考えています。
この考えは普段の生活上の運動すべてに言えることだと思っています。

まずはウォーキング(有酸素運動)で基礎体力の向上を図ってから。
上記の例えで言うなら、基礎工事をしっかりして足元を固めたのならば、体操やマタニティヨガもしっかりと効果を感じられると思います。

しかし、「そもそも腰やいろんな所が痛くて運動ができない!!」
と仰られる方々はまず来院してください(笑)

私の見解、経験的考えですが「妊娠、お腹が大きくなることによる腰痛や不具合」自体は、
何かを深刻に傷めていたり、関節や神経に問題が起こって発症するものでは無いと考えます。

上記での重心の崩れが原因で疲れた(緊張しすぎた)筋肉が痛みを発していると考えられますので、
身体のバランスないし重心の位置を整えたら良いとみています。
当院のPNF神経筋整合法を施術すれば早期の改善が見込めます。

当院では薬剤や、電気をかけたりマッサージのように強く揉んだり動かすようなことを絶対にしません。

お腹のお子さんにも優しい施術となっております。

まずは早めの来院をお勧めします。